自閉症きょうだい児の愚痴吐きブログ

自閉症(知的障害あり)の兄を持つ妹。結構キツイ本音をイラストで語ってます。

生き辛かった過去、黒歴史~他人の目が見れない

   

兄と歩いていると常にブツブツ何か言っていたんで、周りの人からそれはそれはジロジロ見られました。いつしか常に他人から見られているような恐怖を感じるようになってしまいます。今から考えればですが、他人の視線の中でも特に大人の視線が苦手でした。子どもは純粋に兄の奇行を不思議に思っただけでしょう。ところが大人は違います。

「見ちゃいけない、でもつい見ちゃった、おっと付き添いの人と目が合った。ヤベーヤベー(視線戻す)」

「怖いモノ見たさでチラッとだけ見ちゃおうかな・・・」

「・・・(哀れみの視線)」年配に多い

「チッ、ブツブツうるせーな。障害者は外にだすなよ。」

わざわざ振り返ってみる視線の内側にはこんな理由があるのが透けて見えるんですよww

小学校高学年くらいになった時、気が付くと大人と話すときは常に下を向いたり視線を泳がせたりしておどおどするようになっていました。このことは親にもよく注意されていました。「話している人の目を見ないと失礼よ」って感じで。

そして・・・私はですねー、小学校5~6年の時の担任にめっさ嫌われていたんですよねー。

明確な理由はわかりません。この担任はもともと兄がいた特殊学級の担任をしていたことが何か関係しているのかもしれませんし、私が単純に扱いづらい生徒だったからかもしれません。とにかく嫌われていて目の敵にされていました。

私は他の生徒の前では調子に乗っておどけたり道化を演じたりして周りを笑わせたりしていたのに、大人と話すのがとても苦手で特に目を見ることが怖くて急におどおどして下を向いたりという変な子だったので見ていてイライラしたのかもしれませんね。

みんなの前でバチッ!と叩かれたこと、今でも忘れません。(昔は体罰当たり前でした。今はこんな事したらすぐに動画撮られて次の日には日本中に知れ渡ることでしょうw)もし今この元担任に会ったら思い切り罵倒してやりたいけど、あの頃はとにかく自分が悪いのだと思っていました。(ちなみにこの元担任は今、地元の小学校の校長をしているらしい)

「なんで目を見れないんだろう」

今なら「そりゃ、ずっとジロジロみられてたからだよ!」と思うけど、当時はそれと関連付けることなんて全く思いつきませんでしたから、自分は生まれながらにしてダメ人間なんだとしか思いませんでしたよ。

このうようにして自己肯定感はちょっとず~つ削られていくのでした。

今はだいぶ克服しましたけどね。かなり時間がかかりました。

この教師が担任だった5~6年生の間に私はストレスを爆発させ、ある日、登校中にふと学校へ行くのをやめ、空き地にあった小屋の裏で「死のう」と考え名札のピンで手首をガリガリ削り・・・・・・・この続きはまた別の機会に。

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