自閉症きょうだい児の愚痴吐きブログ

自閉症(知的障害あり)の兄を持つ妹。結構キツイ本音をイラストで語ってます。

妊娠中はノイローゼ状態、でも夫の一言で・・・

   

中途半端なコマ数になってしまいました。

何度も書いていますが、妊娠中は毎日ノイローゼ状態でした。

”きょうだい児だけど妊娠・出産して子どもは健常児だった”という書き込みを見ては安心し、障害児を産んだ人のブログを読んでは落ち込みました。母親学級(自治体が開催している妊婦向けの準備講座みたいなもの)では他の妊婦さん達はみんな幸せの絶頂という感じでしたが、私だけは幸せなんだか不幸せなんだかわからない表情で、よそよそしい態度をとっていた気がします。

よせばいいのに毎日毎日ネット検索して・・・もう頭の中は完全に障害児が生まれる前提になっています。障害児が産まれたらどのような手続きをするのか、施設に空きはあるのか・・・などなど。もし子どもが障害児であれば原因は100%自分(たとえ夫側に原因があったとしても証明しようがない)のはずだから引き取って離婚するしかない。親子で山奥に引っ越してひっそりと暮らそう・・・なんて考えていました。

そんな状態の私を見るに見かねた夫がある日「いい加減にしろ!!」と・・・。その時の私は口を開けば「もし、子どもがまともじゃなかったら・・・」等と陰気な話しばかりしていたので本当にウザったかったんだと思います(夫よ、ゴメン・・・)。

夫は障害児が生まれる心配なんてこれっぽっちもしていません。でも私の方も何を言われても安心できないのです。

もう夫とは物事に対する考え方が根本的に違います。夫は「何か起こったらその時に考える。それまであれこれ心配するのは無駄。」と考える人。私は「良くないことが起こるはずだ!いざという時の為の心構えが必要だ!」と常に神経を張っています。

どちらが幸せな考え方か??当然夫の方です。そしてこういう考えをする人(ポジティブ思考な人)には幸せになれるのです。逆に私のように「嫌なことが起こるはず・・・」と考える人(ネガティブ思考な人)は本当に不幸になっていくのです。

まさに引き寄せの法則・・・。

この考え方は育った環境によるものが大きく、子どもの頃から抑圧され、怒り、悲しみ、恥ずかしさ、我慢などをずっとしてきた人間によくある傾向だそう・・・。

夫は「俺はツイてる!」「俺って運がいいよな~」が口癖の超ポジティブ人間。そんな夫に

「はぁ?俺の子が障害児のわけないだろ!運がいい男なんだから。」

と言われたら・・・なぜか納得してしまったのです。もちろん何の根拠もないのですが・・・。

そう言われてからは少し気が楽になりました。100%不安が取り除けたわけではないのですが、「私も幸せを感じてもいいのかもしれない」と思えるようになってきました。

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